この記事で伝えたいことは2つ
1、お薬手帳は自分の健康を守るのにつながる
2、可能な範囲で薬剤師に患者様の情報を教えて欲しい
(患者様との一コマ)
私:本日はどんな症状で来られましたか?
患者:今日は鼻水が止まらなくてお薬をもらいに来ました。
私:そうなんですね。わかりました。今日はアレルギーのお薬が出てますね。
今飲んでるお薬や合わないお薬(副作用があったお薬)はないですか?
患者:今飲んでるお薬はないですね。合わないお薬だったら違う耳鼻科でビラノアってお薬で眠気がでたことがあります。そのことは先生にも伝えてありますよ。
私:承知しました。教えてくださってありがとうございます。
今回はタリオンってお薬を処方頂いていますので問題なさそうですね。
会話の内容は簡単になるがこんな感じです。
そして一通り説明してお薬をお渡してお会計をしようとしたその時です!!
お薬手帳見せる忘れてた!!!と患者様からお話しが、、、
確認すると皮膚科でタリオンを服用したことがあり
なんと蕁麻疹があったと書いてある、、、、、あ、危なかった💦
患者様に確認してみると先生の伝えるのを忘れていたとのことだったので
こちらから先生に確認してお薬を変更してもらいました。
患者様いわく皮膚科のかゆみで飲んでいたため
鼻水の症状とは関係ないと考え、気にしていなかったそうです。
~簡単ですが豆知識~
アレルギーの原因物質が口や鼻・皮膚から体内に入ると
体内の免疫機能が活発になりヒスタミンなどの化学物質が分泌されます。
それによって痒みや鼻水などのアレルギー症状が出ます。
痒みと鼻水の症状は関係ないように思えますが
どちらの症状も同じようなアレルギーの反応にものなのです。
よってアレルギーのお薬は鼻水にも痒みにも使われることがあります。
本題に戻りますが、
お薬手帳を確認できたおかげで副作用のあったお薬ができ服用する以前に変更することができました。
お薬は今まで飲んだことあるお薬や現在飲んでいるお薬、合わなかったお薬などが書いてある
いわばメモ帳みたいなものです。これを確認することで患者様本人の健康を守りながら
医師や薬剤師は患者様にあった治療を提供することができます。
なので、お薬手帳は必ず医師や薬剤師に見せていただきたいです。
中には病院に見せたから薬局で見せなくても大丈夫と言われる方もいらっしゃいます。
しかし病院に見せたとしてもその情報が必ずしも薬局に共有されるわけではありません。
薬局でも見せて頂き医師と薬剤師で2重チェックさせていただけるとより最適なお薬を
患者様に提供できると考えています。
また、薬剤師は普段医師から頂いた処方箋と患者様との会話・検査の内容などをもとに
処方箋の内容が患者様に合っているか確認しています。
なので可能な範囲で大丈夫ですので薬剤師に色んな情報を教えて頂けたら嬉しく思います(#^.^#)
以上が本日のお薬相談です。
最後まで見て頂いてありがとうございます!
これからも皆様にとってよりよい情報となるように配信していきますので
参考にして頂けますと嬉しいです!(^^)!
~~では次回の投稿でお会いしましょう~~
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